こんにちは、マクポです。
今回は営業マンの断り方についてお話ししていきます。
・しつこい営業マンを1発で断りたい!
この記事ではこういった悩みにお答えしていきます。
お客様側としては買わないつもりなら当然断りたいですよね。
でも、無下に断ったらなんか悪い気がして気が引ける気持ちもあると思います。
営業マン側からしたら仕事ですから、おいそれと引き下がるわけにもいきません。
しかしながらそもそも買わないシグナルを感じ取れず、
お客様にしつこいと思われている営業マンが多いです。
1度しつこいと思われてしまうと、次にそのお客様が買いたい気持ちになっても、
中々その営業マンからは買いたい気持ちにはならないので注意です。
私はトップ営業マンとして多くの受注を頂いてきました。
反面多くのお断りの言葉も頂いております。
そんな私が当時思ったことや感じたことを踏まえ、
お客様はいかにスマートに当たり障りなくお断りするか、
営業マンはいかにお断りのシグナルを感じ取り、スマートに受け入れるか解説していきます。
お客様、営業マン、両者の立場から解説していきますのでどちらの立場の方でもご覧ください。
営業マンの断り方
営業マンを断るコツは主に3つです。
- そもそも話を聞かない
- 質問に答えない
- キッパリ断言して断る事
そもそも話を聞かない
自分で興味があって例えば車屋さんに行ったとかではなく、
家にいたら突然営業マンが訪問してきた場合です。
全く興味のない商品やサービスであれば断るコツはただ一つ。
即答で「いらない。」と伝えることです。
営業マンは一生懸命説明してセールスしてきますが、自分に全く関係のないもの、
興味がないものであれば聞く時間が無駄なので即答で断りましょう。
営業マンからしてもいわゆる飛び込み訪問は、100軒廻って1人話を聞いてくれればいいか、
くらいの気持ちで廻っています。
営業マンとしても全く響かない人に時間を使うこともないと思っているので、
興味がないのであれば即答で断りましょう。
できる営業マンはすぐに去ります。
お客様から明確に「いらない。」と断言されて、
「でも・・・」とか言って粘る営業マンはそもそも能力が低いです。
私からすると営業マンの一言目で話を聞いてもらえるか決まります。
いかに一言目で興味を持ってもらえるかなので、そこで響かないお客様はその後粘っても悪影響です。
ただしつこい営業マンだと思われるだけです。
まとめると・・・
お客様:興味がない商品・サービスなら即答で断る。
営業マン:一言目で響かないお客様には響かない。すぐに切り替えて打席を増やす。
質問に答えない
2つ目は質問に答えないことです。
営業マンは基本的にお客様の発言に対して、応酬話法で返してきます。
応酬話法とは、お客様の発言に対して返すトークや型です。
「今の電気プランに疑問や不満はないですか?」とか
「ウォーターサーバーってご存じですか?」
などの質問があった際に、それに対して答えてしまうと話を切りにくくなります。
要は営業マンからの質問に答えてしまうと、主導権を握られ断りにくくなるよ!ってことです。
これでOKです。
ここまで断っても帰らなければダメ営業マンですし、今後お付き合いすることもないので強く断りましょう。
強く言われるまで気づかない営業マンもいるので、
「必要ないって言ってますよね?帰ってください。」
これでさっさと話しを終わらせましょう。
逆に営業マンとしたら質問に答えてもらってこちらのペースになるので、
質問に答えてくれないお客様には、その後何を言っても響かないと思って退散しましょう。
仕事だからと言って余りにも粘りすぎるとクレームになります。
会社としても損害を被りますので、見極めが必要です。
まとめると・・・
お客様:興味がないのなら営業マンの質問には答えない。主導権を握られて断りにくくなるだけ。
営業マン:質問をして答えてくれないお客様はその後もほぼ響かない。渾身の質問をして芳しくなければ別のお客様に切り替え打席を増やす。
キッパリ断言して断る事
3つめはキッパリ断言して断ることです。
最初は少し興味があって話を聞いてみたけど、思っていた内容と違った。
のようなケースは誰しも経験があると思います。
また、営業マンも仕事なのでお客様に少し断られても、あの手この手で興味を引こうとします。
その際に、曖昧な返事をしてしまうとその後断りにくくなります。
「また考えてみます。」
→後日再度訪問してくる。
「アンケートだけなら書きます」
→後日電話が掛かってきたり、DMが頻繁に送られてくる。
など、後々面倒なことになるので、
営業マンに次の一手を打たれてしまうような発言は避けましょう。
話を聞けば聞くほど断り辛くなるので、
必要ないなら「私には必要ありません。」と断言する口調で言い切りましょう。
逆に営業マン側としたら、少し脈ありなお客様ならプッシュしたいですよね。
仕事ですから、おいそれと引き下がっては実績はついてきません。
ここはかなり難しい判断になりますが、
お客様が完全に断っているわけではなく、でも少し抵抗しているようなら、
私がおすすめする方法は完全に断られるまでほどほどに情報提供をすることです。
営業マンは飛び込み訪問は100軒廻って1人話を聞いてくれればいいか、
と言う気持ちでないと精神的にやっていけません。
期待値を限りなく低くして臨みます。
そんな中、少し脈ありなお客様は貴重です。
だからこそ嫌われないようにしましょう。
情報提供も頻繁にしすぎるとしつこいので、
大きなイベントの案内のチラシを郵送する程度にしておきましょう。
臨まれていないのに2度目の訪問するのは、重たい印象を与えるのでNGです。
郵送する際に+αで直筆で一言書いておくのがおすすめです。
「○○のようなイベントです。お時間ありましたらお気軽にお越し下さい。」
この程度でOKです。
お客様の中には商品やサービスが必要ないわけではなく、
今の担当者が嫌いとか人間的な面で動かない人もいます。
そんなお客様には+αの一言がめちゃくちゃ響きます。
まとめると・・・
お客様:曖昧な発言だと断り辛くなりアプローチも増えるので、キッパリ断言して断る。
営業マン:ほんのちょっとでも脈ありは貴重。嫌われない程度に情報提供しよう。その際に直筆の一言を忘れずに。
営業マンの断り方のまとめ
実際に営業マンが来て話し始めたらキッパリ断るのは勇気がいることだと思います。
私自身も過去はそうでした。
でも、1度話を聞いて曖昧な発言をしてしまうと2度目3度目とアプローチが続きさらに断り辛くなります。
自分にとって必要ないものは必要ないと言える力は大切です。
1度キッパリ断る事ができるとその後、耐性が付きなんてことないです。
経験者だからこそ言えます。
それに、営業マンとしてもキッパリ断ってくれた方が切り返しやすいので、
その方がかえってありがたいのでお互いに良い事です。
- そもそも話を聞かない
- 質問に答えない
- キッパリ断言して断る事
以上の3つを身につけめんどくさい営業マンからいち早くおさらばしましょう。
この記事が皆さんの役に立つと幸いです。